掃除機をかけるのが大嫌いな、むねさだ(@mu_ne3)です。
我が家には、1歳10ヶ月になる娘がいます。
出来るだけ床面は綺麗にしておきたいのですが、小さい子どもがいるとなかなか掃除機をかける時間って無いんですよね…。
ルンバなど「ロボット掃除機」に興味はありつつも、どれが良いのか分からず手が出せないでいました。
そんな中、まさにそのルンバを販売しているアイロボットさんが、ブロガー向け新商品発表イベントを開催されるという事で参加してきました。
ルンバを製造・販売しているiRobotについて
ルンバを製造・販売しているiRobotについての紹介から始まります。
ルンバって、あまり知られていないかもしれませんが「アイロボット」という会社が作っているんですよね。
しかも、何となく「韓国とかの会社かな?」と思っていたのですが、アメリカの会社。
マサチューセッツ工科大学の人工知能研究所の3人により設立された創立25年の歴史のある会社なんです。
こちらが、創業者の1人であり現在のCEOであるコリンアングル氏。
このアイロボット社は、「ロボットで世界を変える」を目指している会社なんです。
アイロボット社がめざすのは、3Dを解決する世界。
3Dとは、人間が行いたくないと思う、Dull(つまらない)・Dirty(汚い)・Dangerous(危険)の3つの行為のこと。
これらをロボットが行う事で、世の中を変えようとしている会社なんです。
政府・産業・軍用ロボットも!
アイロボット社と言えばルンバくらいしか知らないのですが、実はコンシューマー製品だけじゃなく、政府・産業向けロボットも開発しているんです。
軍用の偵察用ロボットとか、地雷探索ロボット、地球外探索ロボットなども過去には作っていたんだそうです。
また、911テロ事件のがれきの中や、福島の原発の中に入って行ったロボットも作っており、この「510PackBot」という多目的作業用ロボットは、現在世界中で数千台が稼働しているんだそうです。
人が行けないような危険な場所に行くロボット。
まさに世の中を変えているロボットたちですよね。
家庭用向けロボット
日本でアイロボットから発売されている家庭用ロボットは、「ルンバ」と床拭きロボットの「ブラーバ」のみですが、海外ではプール用、ガレージ用、雨どい用など、幅広い場所に向けたロボット掃除機が発売されているんです。
プール用のロボット掃除機とかすごいw
それにより、アイロボット社のホームロボットは世界中で1400万台も売れているんです。
新商品 ロボット掃除機「ルンバ980」
さてさて、ここからがやっと本題に入ります!
新商品 ロボット掃除機「ルンバ980」の紹介です。
これまでの既存商品と見た目がほとんど変わっていないように見える、こちらの「ルンバ980」。
左が現在販売中の機種。右側が、「ルンバ980」となります。
大きさや高さ、見た目もかなり似ているんですが、中身や性能はこれまでで一番進化しているんだそうです。
ロボット掃除機=ロボット×掃除機
ロボット掃除機は、その名の通り掃除機としての性能と共に、ロボットとしての技術も大切なんです。
吸引量だけではダメで、ゴミのある場所に正確に行く必要があるんです。
その為、多くのセンサーやテクノロジーを詰め込んでいるんですが、ユーザーはシンプルに「スイッチ一つ押せばOK」で、フレンドリーな設計になっています。
それでは、その詰め込まれているセンサーやテクノロジーについてご紹介して行きます。
自宅の地図を記憶して掃除する、iAdapt 2.0
これまでの、家じゅうを行ったり来たりしながらくまなく掃除する技術が「iAdapt1.0」と呼ばれるもの。
壁を判断して壁沿いを綺麗に掃除したり、どん詰まりに行っても往復しながらそこから抜け出す技術などを備えていました。
それに加えて、今回のルンバ980に採用されているのが「iAdapt2.0」。
実はこのルンバ980は、天面にカメラを内蔵しているんです。
これにより、家中の家具をカメラでとらえながら自分の位置を判断する事が出来るんです。
床面の素材を赤外線で判断!
また、もう1つの機能がフロアトラッキングセンサー。
ルンバ980の裏面には、光学式マウスのセンサーのようなものがついており、段差がある場所、床面の素材などをチェックすることができます。
これらに加えて、タイヤの回転量など複合的なセンサーをあわせて、自分がどれくらい進んだか、部屋の中のどこに自分がいるのかを判別出来るというわけです。
これらのセンサーを使い、家の中の地図を作り上げながらしっかりと掃除してくれるようになるんです。
そのマップを記憶していく様子をイメージとして動画で見せてもらいましたのでGIFアニメにしてみました。
ちなみにこの地図は毎度毎度リセットされ、毎回作り直されまます。
これは、椅子の位置など家具の位置は毎回変わってしまうからだそうです。
吸引力は過去機種の10倍、取れるゴミの重量も2倍に!
床面の素材をセンサーで判別し、カーペット等の吸引力が必要な場所で、吸引力をUPさせるカーペットブーストという機能を搭載しています。
これにより自分自身でハイパワーで掃除すべき場所と、フローリングのように省電力で掃除できる場所を判別するというわけです。
また、吸引力自体も大きく向上させる仕組みがこちら。
ブラシレスのゴムのような素材のローラーを採用する事に寄って過去機種よりも吸引力が大幅にUP!
これにより、700シリーズに比べてゴミが取れる重量が2倍に。
吸引力の風の力は最大10倍になっているんです。
他にも、ゴミが無くなるまで複数回掃除する機能や、家具(ソファなど)の下に入れるようにあえて前回と同様のデザイン・サイズ感にしているんです。
なるほど。形状が変わらなかった理由ってこういう事だったんですね。
スマホから起動が可能!
しかも、今回のルンバ980から、スマホからスイッチを入れる事が可能になったんです。
Android、iOSともに対応しており家の外からもルンバ980を起動させる事ができるようになりました。
また、このアプリを使えば、タイマーをセットするように稼働時間のスケジュール設定をしたり、細かい清掃モードの設定したり清掃履歴を確認したりする事が出来るんです。
わんぱくブロガー的まとめ
今回の新商品、発売日は2015年10月10日。
価格は125,000円(税抜)と、結構お高いですが、それだけの機能・性能を詰め込んでいるんだと思います。
全国の家電量販店でも販売されるそうなので、気になる人は家電量販店に見に行くと実物が展示してあるかもしれませんよ。
さて…。
そんな最新機種「ルンバ980」。
なんと今回イベントに参加したブロガー全員、モニターとして発売前から自宅で使わせてもらえる事になりました!
実際に家庭の中でガッツリ使ってみての感想等、ホントのところどうなのよ、ってのを当ブログで随時紹介して行きたいと思いますのでお楽しみに!