自分だけのカスタマイズ、という響きにめっぽう弱い、むねさだ(@mu_ne3)です。
先月の事になりますが、こんなイベントに参加してきました。
書籍「HDR写真 魔法のかけ方レシピ」の発売記念パーティーに行って来たぞ! | むねさだブログ
そのイベントの会場が今回ご紹介する、渋谷にあるFabCafe。
モノを作ったりカスタマイズしたりする人にはたまらない場所だと思いますのでご紹介したいと思います。
革製品にレーザー加工できる!FabCafe
丁度この日は、HDR本の出版記念イベントで貸切でした。
普段はテーブルとか椅子とか普通にあるカフェのような感じだそうです。
FabCafeとはそもそも何なの?という人の為に説明しておくと、(公式サイトより引用)
世界中で広がっている「ものつくり革命」のムーブメント、“FAB”。
そこには、大量生産やマーケットの論理に制約されない「FABrication(ものづくり)」と「FABulous(愉快な、素晴らしい)」の2つの意味が込められています。
人が集い、人が出会い、人が繋がるカフェという空間に、レーザーカッターや3Dプリンター等のデジタルデータを利用したものづくりマシンを設置。厳選された豆を使ったスペシャルティコーヒーに専属パテシェによる手作りスイーツ、またインターネット回線と電源を無料開放し、クリエイティブなコ・ワーキングスペースとしても利用可能。
カフェであり、作業場でもあり、コワーキングスペースでもあるわけです。
そんなFabCafeに置かれているマシンの1つが、このレーザーカッター。
調べてみるとレーザーを使って、刻印を入れたり切断を行える機械なんです。
革製品に刻印を入れる
で、今回は革の財布にレーザー刻印を行う場面を見せてもらいました。
刻印を入れるのは、私も以前ブログで紹介した「iPhoneも入る財布」。
その名の通りiPhoneを入れる事も出来る財布です。
説明されているのは開発者のいしたにまさきさん。
詳しくはこちらの記事をご覧下さい。
あの薄い財布シリーズに「iPhoneも入る財布」が新発売!これは色々な使い方が出来そうだぞ! | むねさだブログ
刻印を入れるのは財布の内側となるこの面。
レーザーカッターにセットし、
シッカリと位置を合わせます。
この作業、スタッフさんがかなり微調整をしながら行っていました。
かなり大事な作業なんだと思われます。
ちなみに、図柄の方は別途接続してあるパソコン上から指定します。
レーザー刻印開始!
スイッチを入れると、ウィィィィーーンという機械の動く音と共に、このレーザーを出す部分が動き出しました。
そして、財布の上を通り過ぎる際に少しずつ刻印を入れて行きます。
面白い!
そしてこんな感じで時々バチッと光を出していてカッコいい!
バシュッ!と。
オオオォォォォーー!っと見ていたらあっと言う間に加工は終わり、マシンが停止。
時間にして、刻印する時間は1分かかったかかかってないか、って感じ。
初めて見たので、関心している間に終わってしまいました。
レーザー刻印出来た!
これがレーザー刻印をした直後の財布。
少し周りが焦げてる…!?と思ったら、布巾でサッと拭き取ると余計な汚れはすぐに取れ、中から綺麗な絵柄が出てきました。
という事でこちらがレーザー刻印したお財布です。
スゴい…。これで世界に一つだけの財布や!
これ、名前とか電話番号と共に、「拾ったら連絡してね」的に刻印しておくと落とした時に良いそうです。
お財布に電話番号を刻印しても何の問題もないはず | URAMAYU
これ、良いアイデアですね〜。面白い。
紙にも刻印出来る!
革製品に刻印出来るのは知っていたのですが、紙にも出来るよってことで見せてもらいました。
この写真メチャ綺麗ですよね。
HDRという手法で撮影・加工された写真なんです。
この本の出版記念イベントに来ていた人にプレゼントされたポストカード。
HDR写真 魔法のかけ方レシピ ~撮ったあと生まれ変わる、写真のあたらしい楽しみ方
それらに、著者の石川真弓さんのサインをレーザーカッターを使って刻印して行きます。
サイズ的に6枚同時に行えるそうです。
パソコンから、それぞれの場所に名前をセット。
あ、このデータはiPadで手書きしたものをパソコンに取り込まれていました。
そして同じくレーザーカッターのスイッチを入れると…。
シュパパッパパパパパッと往復しながら紙に刻印がなされて行きます。
ほら!こんな感じで、紙を少しだけ削るような形で刻印をしてもらえました。
面白いですよね!手書きしたデータをデジタルに取り込み、レーザーで刻印。
これ美術作品を印刷する際に使われるフレスコジクレーというかなり高級な紙なんですが、発色も良く綺麗でした。
わんぱくブロガー的まとめ
これはイベントでの出来事でしたが、通常営業時に行けばこのレーザー刻印も使わせてもらえます。
「お気に入りの財布にオリジナルな絵柄を刻印したい!」とか「私も電話番号入れたい!」とか、「大切な人へのプレゼントにカスタマイズモデルの革製品をプレゼントしたい!」なんて人、FabCafeさんに連絡してみると良いと思いますよ。
もちろん、フラッと行っても良いと思いますが、その際に別の貸切イベントとかしてても残念なので、確認して行く方が良いんじゃないかな、と。
FabCafe | FabCafe
あ、カフェとしてやコワーキングスペースとしても使えるので、とりあえずはフラッと行ってみて様子見る、って感じでも良いかもですね。
そして、この刻印したHDR写真が気になる〜って人は本読んでみると良いです。
写真としての読み物としても綺麗だし、その写真がどのように撮影・加工されるのかが分かりやすく書かれています。
HDR写真 魔法のかけ方レシピ ~撮ったあと生まれ変わる、写真のあたらしい楽しみ方
iPhoneも入る財布、こちらもiPhoneだけじゃなくレシートやカードを入れる等オリジナルな使い方が楽しめる商品です。
iPhoneも入る財布 ブラック×グレー
このイベントの様子が知りたい人はこちらの記事をどうぞ。
書籍「HDR写真 魔法のかけ方レシピ」の発売記念パーティーに行って来たぞ! | むねさだブログ