深夜に放送されている映画を観始めるとついつい最後まで観てしまう、むねさだ(@mu_ne3)です。
(※本記事中で使用している写真は全てネスレさんからご提供頂きました)
今日は、著名映画監督の作品を無料で視聴出来る「ネスレシアター」で行われているキャンペーンについてのご紹介です。
これだけのクオリティのショートフィルムを観れるだけでも価値がありますし、更に感想をブログに書いて応募すると10万円のギフト券が貰えるキャンペーンもしているので興味がある人は是非ご参加ください。
目指せ!ヒョーロンヌ!!キャンペーン
という事で今回は、あのコーヒー等の飲料で有名なネスレ日本株式会社が展開する、「ネスレシアター」で公開されているショートムービーを観て感想(評論)をブログ等に書くという企画のご紹介です。
ネスレアミューズ|ネスレシアター on YouTube
企画についての詳細はこちらをご覧頂きたいと思いますが、カンタンに言うと、
6月9日(月)に公開された、ネスレ日本特別製作ショートフィルム、「あのときのFlavor…」の感想・評論をブログに書いてくださった方の中から1名様に10万円のギフト券をプレゼント!
※応募期間:2014年6月9日から6月30日まで
というものです。
※「ヒョーロンヌ」は“評論する人”の意味で、自身のブログを持つ人であれば年齢・性別を問わずどなたでも応募いただけます。
かなり完成度の高いショートフィルムが無料で視聴出来て、感想を書いて応募すると10万円のギフト券が当たるというキャンペーン。
映画好きも、そうでない人も観てみると何とも言えないノスタルジックな感覚を味わえると思います。
「あのときのFlavor…」
今回、6月9日より公開された、「あのときのFlavor…」という作品。
この作品はネスレ日本とショートショートフィルムフェスティバル&アジアを企画・運営する株式会社パシフィックボイスとの特別製作作品となっており、監督は「第2回ネスレアミューズ映画祭」の視聴者投票によりネスレ日本特別賞を受賞したYuki Saito氏が起用されています。
父と娘の親子愛をテーマにした作品となっており、約18分という短い時間の中に、主人公の葛藤や親の愛が詰まっています。
キャスト :
主人公 鈴木美咲 役: 芦名星
父親 鈴木昌義 役: 奥田瑛二
母親 鈴木俊子 役: 宮崎美子
無料で観れる動画を、これだけの豪華俳優と監督の組み合わせで作っているのがそもそもスゴいですよね…。
私もヒョーロンヌになってみる!
ということで、私も今回公開されたショートフィルム「あのときのFlavor…」(約18分)を視聴し感想をブログに書いてみたいと思います。
まだ「あのときのFlavor…」を観ていない、という人にはネタバレになると思いますので、先に観てから読まれることをおススメします。
総評
先に総評として感じたことを書いてみたいと思います。
ショートフィルムということで結構気軽な気持ちで見始めたのですが、これが後半になるにつれてドンドン引き込まれていき、あっという間の18分間でした。
主人公、美咲の行動と帰省中の心境と表情の変化が一番の見所。
ブロードウェイの女優になる!と言い放って家を飛び出し10年…。
「言い訳」を頼りに実家に戻って来た時のとげとげしくも不安げな行動や表情から、後半の柔らかく清々しい表情へと変わって行く様がとても気持ちが良く、見終えた後でジーンときつつも爽やかな気持ちになれる作品でした。
作品のテーマとして中心にあるのは、「家族愛」。
応援したいけれど、心配から素直に接することが出来ない父親。
応援や心配して欲しいのに突き放された感じにイラッとして、売り言葉に買い言葉的に声を荒げて家を飛び出す美咲。
その間にいて、緩衝材のような役目を果たす母親。
けど、それぞれがそれぞれを思いやり、大切にしているのが作品を通じて伝わってきて、ジワーンと温かい気持ちになれる作品でした。
あと、音楽がほんわかして良い感じでした。サントラがあるなら欲しい位。
違和感を感じた点…
ただし、個人的に違和感を感じたり、もう少しこうだったら…と思った点も記載しておきます。
娘の晴れ舞台を海外まで見に行く親が…!?
こちら、あえてあげるなら…という感じですし小さな違和感なんですが…。
舞台上であの日の後悔、親への気持ちを口にした主人公の美咲。
実は偶然にもその回を両親がこっそりと見に来ていたというもので、主人公の気持ちの高まりと重なり、観ていて胸が熱くなりました。
とても印象的かつ、スゴく綺麗なシーンなのですが、このシーンが終わった後に少し違和感…。
どう考えても海外慣れしてい無さそうなこの両親が、ニューヨークに娘の舞台を見に行く際、連絡せずに行くかね…?と。
「この父親なら照れくさくて連絡しない」という設定なのだとは思いますし、それもなんとなく理解できるのですが、それでも母親からこっそり連絡位あるんじゃないかな、と。
いやここは少しひねくれたモノの見方をした私がおかしいのかもしれませんが、こういうふとした違和感で、映画に没頭できるかどうかって変わってきますよね。
何となく自分の両親にダブって想像しながら観ていた為、余計に感じた違和感でした。
親に会いたくなる作品
ただ、全体的にはとても感情移入して観入ってしまったこの「あのときのFlavor…」。
私の父親は既に他界しており、二度と一緒に話をすることが出来ません。上の写真のように父親が入れてくれたコーヒーを飲むなんて事も出来ないんです。
そんな事を思いながらこの作品を観ていると、自分の父親・母親との思い出がどんどんとフラッシュバックしてきました。
若い頃に自分が生意気を言って悲しませたであろうこと、涙ながらに叱ってくれたこと、喧嘩した事、一緒に笑いながら過ごした日々の事…。
「親父が生きていたら、私が今一番伝えたかったことってどんな言葉なんだろう。」
この作品を観終わった後そんなことをしんみりと、それでいて楽しかったことを思い出してうっすら笑みを浮かべながら考え、何とも言えない幸せな気持ちになりました。
わんぱくブロガー的まとめ
みなさんは、この「あのときのFlavor…」、いかがだったでしょうか?
映画の評論の経験はほとんど無い私ですが、やってみると自分と記憶の掘り起しや家族との関係を見直す感じでちょっと面白くもありました。
そして、色々と考えた後、もう一度作品を観てみたくなりました。
皆さんも良ければ、「あのときのFlavor…」を観て感想をブログに書く、ヒョーロンヌになってみませんか?
動画は下記リンク先で視聴出来ます。
ネスレアミューズ|ネスレシアター on YouTube
詳しい条件等はこちらです。
(PC用サイト)
(スマートフォン/タブレット用サイト)