ジブリ作品がめちゃくちゃ大好きなむねさだ(@mu_ne3)です。
私の大好きなジブリ作品は、風の谷のナウシカ、となりのトトロ、天空の城ラピュタ、魔女の宅急便、紅の豚、耳をすませば、がTOPクラス。
上記は甲乙付けがたいほど好きなんです。
次いで、もののけ姫、千と千尋の神隠し、海がきこえる、でしょうか。
上記の良いところを1つ1つ挙げ始めるととてもじゃないけど終わらないので省略するとして、、、。
この度、2013年7月20日、ジブリ映画の最新作「風立ちぬ」が公開されましたので早速観てきました!
風立ちぬ 公式サイト
さすがにまだ見ていない人がほとんどだと思いますので、ネタバレ無い程度に、私の率直な感想を書いてこうと思います。
ジブリ映画の何が好き!?
スタジオジブリについては、以下の公式サイトを見ていただくとして、
スタジオジブリ – STUDIO GHIBLI
ちょっとまた話は戻りますが、私がジブリアニメを大好きな理由は、「物語に入り込める(没頭できる)ストーリー」と「テンポ感」です。
最初に挙げさせてもらった作品達は、見ていると何度見返しても物語に没頭する事が出来、そしてテンポ良く見て行く事が出来ます。
初めはのほほんとスタートしつつ、最後に向かって何度かピークを持ってきて最後にグワーーーッっと盛り上がって、ドッガーン!みたいな。
その間、ふと我に返る事が無いほどのストーリーで、気がつくと手に汗握りながら見終わっているんですよね。
また、その中にちょっと笑える場面があったり、ほんわかする場面があったり。そのバランスが絶妙なんですよね。
ラピュタなんてこのテンポ感が如実で、初めはシータとの出会いはありつつものんびりとパズーがラッパ吹いたりしつつ、ドーラ一家に追われて盛り上がり、
途中何度か落ち着きつつも、シータが捕まっていた城でのロボット兵とのやりとり、龍の巣の中、ラピュタ到着後、そしてラピュタの恐怖、バルス!、目がぁぁぁぁ!
と、盛り上がりを何度か持たせつつも、極限の盛り上がりを最後に持ってきて、ドガーン!と行ってるわけですよ。
近年のスタジオジブリ作品
ただし、近年のスタジオジブリ作品は、このバランスが何となく崩れてて違和感を感じる事が多いんですよね。
観ていて、途中で「我に返る瞬間」というか、「興奮が冷めてしまう瞬間」があるわけですよ。
いや、あくまで個人的な見解なので異論反論あるとは思いますが私はそうなんです。
何となく分かってきたのは、主に2つの原因がありそうだという事。
- 声優に違和感を感じる
- 何これあり得ない!と思えてしまう
声優に違和感を感じる
なぜかジブリは、
・過去作品に出てきた声優
・芸能人(俳優、女優などのタレント)
を使いたがるんですよね。
ジブリ作品を好きでずっと見ていると、声優さんの声もそのキャラクターに強く紐づけて覚えていたりするんですよ。
それなのに、過去ジブリ作品に登場した声優さんをそのままのしゃべり方で登場させてしまうと、一発で分かってしまうわけです。
一番私が違和感を感じたのはこの人。
ハウルの動く城の、サリマン先生。
しゃべった瞬間に、「魔女宅の(親切な)おばあちゃんやん!」と…。
良い人キャラで過去作品に出てきたのに、今度は全く同じ声で悪役キャラなんて違和感ありすぎです…。私のハウルの動く城はここで終了したと言っても過言じゃないです。
逆に、ハウルに木村拓哉を起用して、賛否両論ありましたが私はここは違和感を感じませんでした。
芸能人を使って違和感を感じたのは、この人…。
崖の上のポニョの、ポニョのお父さん。
登場した瞬間、棒読みの所ジョージさんだという事が分かって、違和感ありまくり…。
トイストーリーの所さんの声優は違和感が無いだけに、これは役柄と声優がマッチしてなかったんでしょうね。
いや、あくまで私的に、でしょうけど。
何これあり得ない!と思えてしまう
昔のジブリ作品は、違和感無く世界観を受け入れられたんですよ。ナウシカの死の海とか蟲とか。魔女が空飛んだり急に飛べなくなったりとか、豚がしゃべったりとか。
けれど、最近のジブリ作品だとなんだか違和感を感じる事が多いんです。
この違和感が一番大きかったのが、崖の上のポニョ。
大嵐後、海に古代魚が泳いでいたり、街全体が水没してるのに笑顔でボートに乗っている人達とか、子供2人をボートでそのまま母の元へ向かわせる大人達の対応とか。
現代が舞台なだけに、上記の状況に対して、「ありえんやん!」と心の中で連呼してしまい、冷めてしまいました。
私が大人になりすぎた、性格がねじ曲がってしまった、と言ってしまえばそれまでかもしれませんが、私はそう感じています。
「風立ちぬ」の感想(ネタばれ無し)
で、前置きがすごく長くなってしまいましたが、今まさに「風立ちぬ」を見てきた感想をまとめてみました。
一言でいうと、
宮崎駿のこれまでの思いの詰まった映画
という印象です。
そして、これまでの、トトロとか、ポニョとかのようにワクワクするようなおとぎ話のような話ではなく、現実の話なのに、なんとなくひきこまれました。
それらとはまた違ったワクワク感というか、男のロマンというか、ちょっとラブストーリーというか。そんなものがぎっしりつまりつつ、宮崎駿がこれまでの映画に込めきれていないけれども、ずっと描きたかったものがここにあるんだろうな、と。
ちなみに、さきほど説明した部分である、最近のジブリ作品にありがち(だと個人的に感じている)「あり得ない!」と思うことなく映画を観終わることができました。
ずっと映画の世界に没頭し、その世界観を主人公と共感し続けられたという印象。
まだ観ていない人のために、詳しい事は書きませんが、
子供を連れて行くというよりは、パートナーと2人でぜひとも見てほしい映画だと感じました。
大人のための、大人なジブリ映画という感じがしましたね。
そして、ちょっとウルッと来ましたよ。
私は今回、朝一番の上映を一人で観に行きましたが、奥さんに早く会いたい!(笑)
そう思える映画でした。
まだ、パンフレットも見れていないので、これからしっかりと見たいと思います。
あ、声優の違和感はやっぱり健在でした…。が、なんとか気にしなくてもいいレベルだという印象でした。
このポスターにも使われている、「生きねば」という言葉の意味も見終わった後にはわかります。
わんぱくブロガー的まとめ
冒頭にも述べたように、初期〜中期のジブリアニメが大好きな私にとって、今回の「風立ちぬ」大人が観るジブリ作品、という感じ。
今回は速報かつネタバレ無しで書きましたが、また改めてネタバレあり編の記事を近いうち書きたいと思います。
けど、やっぱり映画を観て感じたのが、「宮崎駿は監督をこの作品で引退するんだろうな」ということ。
このあたりも、作品を観て、各自で判断してみてください。
この作品の主人公、堀越二郎さんについてもちょっと調べてみたいな、と思いました。
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