すみません、今日はちょっとだけ重たいお話。
今日を逃すと一生書けないと思ったので。
昨年の今日、
僕の父親は、静かに息を引き取りました。
余命5年と宣告された肝臓ガンとぴったり5年戦った末のことでした。
親父の暮らす実家は広島。
僕は神奈川県で働いているので、なかなか会えません。
けれども、5年前ガンで余命宣告を受けたからこそ、
極力帰省し、親父の写真を撮るようにしていました。
当時はコンパクトデジカメしか持っていなかった僕ですが、
何気ない日常の中の親父の写真を、たくさん残すようにしてきました。
が、もうこれ以上親父の写真を撮ることは出来ません。
残したくても残せないの。
で、本題。
皆さんに伝えたいこと
この記事を書いた目的は、
まだご両親がお元気な人、大切な人がいる人へ伝えたいことがあるからです。
みなさん、家族と写真撮ってますか?
照れくさかったり、面倒くさくて一緒に写真を撮らない人が多いのではないでしょうか。
なるべく、みんなが最高の笑顔で笑いながら写真が撮れるうちに、
是非とも家族と、大切な人との写真を残しておいた方が良いと思います。
我が家は、僕が帰省するたびに家族での集合写真を恒例化しました。
親父が無くなる直前に、2ショットの写真をどうしても残しておきたかったので、
2人での写真も撮りました。
この写真を撮って3週間後、父は亡くなりました・・・。
ちょっと文章としてまとまりが無い状態ですが、
間違いなく言える事は、
僕は、親父と写真を一緒に撮りたくてももう撮れません。
けど、ご両親がご健在の人はまだ撮れるはずなんです。
言いづらいかもしれませんが、
みなさん次に帰省した時に一言。
「みんなで集合写真撮ろうぜ!」
って、勇気を出して言ってみて下さい。
数年後、数十年後にこれはとても大切な宝物になるからです。
まとめ
個人的には、もっともっと早くにコンパクトデジカメじゃなく、
デジタル一眼を買えばよかったなぁ、と反省しています。
もっと鮮明に、もっと綺麗な状態で親父の写真を残しておきたかったな。
もちろん、写真だけじゃないし、
ソレがなくても十分思い出もたくさんあるし、
学んだことや得たこと、写真以上に大切なこともたくさんあります。
直接、話をして触れ合う方が何十倍も何百倍も大切だと思います。
ただし、残せるならば残した方が後で後悔しないと思います。
もう一度言います。
みなさん、家族と写真撮ってますか?
後から撮りたいと思っても、その時撮れる保証はありませんよ。