「ダイソンの掃除機」。
こう聞けば皆さんどういう事を思い浮かべますか?
「吸引力の変わらないただ一つの掃除機」という強烈なキャッチコピーのCM、一度は見た事がある人多いんじゃ無いでしょうか。
そんなダイソンの掃除機から、2015年5月21日に新商品が発表されるという事でプレス向け発表イベントに参加して一足お先に商品を体験して来ました。
これね…。
ハウスダスト系アレルギー持ちの人には絶対的におススメなので詳しくご紹介したいと思います。
新しくなったダイソンのコードレス掃除機!
という事で今回ご紹介するのは、こちらのダイソンのコードレスクリーナーの2商品になります。
1つはこちら。ロングノズルの付いたコードレスクリーナーの「Dyson V6 Fluffy」。
今まででいう、DC74(Dyson Fluffy)という機種の正統進化モデルになります。
家中くまなく掃除する万能掃除機を求める人はこちら。
もう1つがこちら。ハンディクリーナータイプの「Dyson V6 mattress」。
ハンディクリーナーとして、気軽に色々な箇所を掃除出来たり、布団やマットレス、ソファを掃除する用途ならばこちらとなります。
0.3ミクロンのゴミも逃さない「ポストモーターフィルター」を新搭載!
どちらのタイプの掃除機にも今回新しく搭載されたのが、こちらの「ポストモーターフィルター」です。
世の中の掃除機の中には、せっかく吸い取っても微細なゴミを室内に再排出してしまうものもあります。
ダイソンの掃除機は、サイクロン技術とこのポストモーターフィルターによって、0.3ミクロンの微粒子を99.97%以上除去出来るんです。
この点について、ダイソンのエンジニアであるマニー ベネット氏が、更に詳しく説明を行ってくれました。
衝撃的な動画から説明はスタートします…。
一般的に、ベッドには200万匹以上のダニやその死骸が存在しているんです。
あと、古本などを見ているとチョロチョロ出てくる事の多い、チャタテムシ。
これも近年アレルゲンの原因として挙げられる害虫です。
ダニの死骸や糞などは体内に吸い込まれやすく、アレルギーの原因になるという訳です。
じゃ、そのアレルゲンとなるダニのフンやダニを取り除くにはどうすれば良いか。
表面的に紫外線などを当てるクリーナーも世の中にはありますが、布団の奥底にいるダニを死滅させる事は出来ません。
ダイソンのクリーナーで、ダニの餌となるヒトの皮膚を吸い取り、ダニの餌を減らす事でフンも減らす。そしてもちろん、ダニの死骸やフンも同時に吸い取り除去するのが良いんです。
そして、ダイソンの掃除機は一度吸い込んだゴミを空気中に排出しないことも重要だと考え、今回のフィルターを開発。
この色の違う部分が、「ポストモーターフィルター」です。
このポストモーターフィルターの搭載により、「部屋の空気よりもきれいな空気」を排出する掃除機が完成したんです。
これスゴい事ですよね…。
空気清浄機付き掃除機と言っても過言じゃないフィルター性能を持ってるんですから。
吸引力は従来製品から落とさず30%の静音化も!
あ、そうそう。このポストモーターフィルターの搭載により空気の排出が緩やかとなり、結果30%の静音化も実現できています。
これは地味に嬉しい進化ポイントです。
そして、これだけ排出する微粒子を取り除き、静音化まで実現しちゃったら吸引力って落ちちゃうんじゃないの…?と思う人もいると思います。
そこも確認してみましたが、現行モデルでもあるDC61、DC62、DC74の3機種と吸引力という部分は全く変わらないそうなので、ご安心を。
というか、吸引力を落とさず、フィルター搭載し、静音化も実現しているってスゴいですよね…。
ただ、もちろんポストモーターフィルターの搭載、それに伴う静音化という部分は今回発表されたDyson V6シリーズのみになりますし、従来製品に追加出来ませんのでご注意を。
吸引力も他社を圧倒する能力を持つダイソン!
きれいな空気を排出してくれるっていうけど、じゃそもそも掃除機としてどうなのよ?という人もいるかもしれません。
そう言う人はこれから紹介する動画を見てみて下さい。
思わず「ダイソンすげぇ!」と声が出るくらいスゴいですから。
まずは、幅5mm、深さ10mmの溝にクエン酸を敷き詰め、1ストロークでどれだけ吸引できる
※動画提供:iPod Style
比較機種は公開されていませんが、誰でも聞いた事がある日本メーカーの掃除機です。
こんなに違うか?って言う位の結果になっています。
こちらも毎度お馴染み。
マットレスにベビーパウダーを擦り付けて、どれだけ吸い取れるかの実験です。
ベビーパウダーを撒いたマットレスに布団カバーをかけて、その上から吸い取ります。
比較対象機種は公開されていませんが、見るからに某有名布団クリーナーの○イコップの最新機種。
こちらも動画でご覧下さい。
※動画提供:iPod Style
いかがでしょう?吸い取った結果が一目瞭然ですよね…。
表面的に紫外線を当てて表面のダニのみ死滅させても布団カバーを隔てた先のダニやフンを吸い取れなければ結局アレルゲンの除去は出来てないんですよね。
今回発表の「Dyson V6」2機種、ベース機能は同じ!
という事で今回発表された、Dyson V6 Fluffy とDyson V6 Mattress。
モーターやフィルター部分などのベース機能は全く一緒で、違いは先端に付けるパイプやノズルの差になっています。
立ったまま部屋中を綺麗にする為に使う掃除機ならば、こちらのロングパイプノズルの付いた、Dyson V6 Fluffyで。
布団やソファー、マットレスを掃除したり、リビングやダイニングで食べこぼしをサッと吸い取る為に使う。等の用途だとDyson V6 Mattressを選択するのが良いでしょう。
あ、個人的には両方ともに使える、Dyson V6 Fluffyがおススメです。
※V6 Mattress購入後に後からこのロングパイプのみを購入するという事は出来ないそうです
「ポストモーターフィルター」は交換不要!気になるなら水洗い可!
あ、最後に気になったので担当者さんに聞いてみました。
この「ポストモーターフィルター」って交換が必要なんですか?と。
すると、こんな回答でした。
「交換の必要はありません。もともとサイクロン技術によってほとんどゴミを出さないためこのフィルターに到達するゴミはほとんど無いんです。それでも最後の最後に微粒子を取り除く為にこれを付けているのでゴミが詰まるという事が無いんです」と。
それでも気になるようならば、外して水洗いする事で綺麗にする事も出来る、という事でした。
なるほど。フィルターと聞いていたので、定期的な取り替えが必要かと心配していたのでこれは嬉しい回答でした。
わんぱくブロガー的まとめ
いや〜!ダイソンからまた気になる商品が発表されちゃいましたね。
これからの梅雨時期、夏。
アレルゲンでもあるダニの発生が増える時期になって来ますので、この機会にDysonの掃除機に乗換えてみては如何でしょうか。
特に、ハウスダストアレルギー持ちのお子さんをお持ちの家庭には、値段に変えられない価値があると思いますよ。
あ、私のおススメは断然スティックタイプのdyson V6 Fluffyの方です。
大は小を兼ねるというか、家中に使えるので絶対こっちが良かったと思えると思います。
既にAmazonでは予約受付も開始されていました。
ダイソン サイクロン式 ハンディ&布団クリーナー(ニッケル/ホワイト・ティール)【掃除機】dyson V6 Mattress HH08COM
ダイソン サイクロン式 スティック&ハンディクリーナー(ニッケル/アイロン)【掃除機】dyson V6 Fluffy+ SV09MHCOM