
パソコンを使って仕事をしているひとの多くが手放せないのが、キーボード。
私はHHKB(Happy Hacking Keyboard)という1台3〜4万円するキーボードを愛用しています。
打鍵感が良く、長時間使っても疲れない、コンパクトなので持ち運びもしやすいし、机の上もスッキリ使えるので、自宅でも外出先でもHHKBです。
さて、そんなHHKB、今年で誕生30周年。
今回なんと、30周年を記念して、すごいモデルが発表されましたのでご紹介したいと思います。
HHKB生誕30周年記念モデル HHKB Professional Elite
ということで紹介するのは、2026年10月22日に発表された、HHKB生誕30周年記念モデル HHKB Professional Elite。

30年の思想を1台に込めたHHKBシリーズ最高峰モデルというこの、HHKB Professional Elite。
なんと、筐体はアルミの削り出し。

300台限定(国内250台、中国50台)という超限定のモデルになります。
販売価格は30周年というのもあるのか、税抜き30万円。税込で33万円という超高額のキーボードになります。
一昔前だと、「パソコンより高いキーボード!」という感想を持つかもしれませんが、物価高の昨今、iPhoneも30万円超えますからね…。
2年で買い替えるiPhoneに30万円出すなら、比較にならないほど長期間使えるだろうキーボードに33万円。アリかもしれません。
ちょっと、どうプレミアムなのか、詳しく紹介していきましょう。
アルミ削り出しで、美しさと剛性を手に入れた
今回、30周年記念モデルとして「最高峰のHHKBを作ろう」とした時、まず頭によぎったのが、2006年にHHKB10周年記念モデルとして作った、アルミ筐体のHHKB Professional HG、という当時25万円(税抜)で発売されたモデルだったそう。
100台限定で作ったこのモデルは、ズッシリとした重量感とガッチリとした筐体により、打鍵感がより安定して入力がしやすい、とHHKBファンの間でも伝説のように語り継がれています。
そんな、アルミ削り出し筐体のHHKBを今の技術で作り上げたい!と開発がスタート。
もちろん、現代で作るならばアルミにこだわる必要もなく他の金属も試したそうですが、さまざまな条件を加味すると、結局このアルミの削り出しが、ベストだったそうです。

アルミの塊からこの形状に削り出し、表面をブラスト加工して、マットな塗装をしているそうで、見ただけでも高級感というか所有感をくすぐられます。
このアルミの削り出しにすることで、土台ががっしりとして、キー入力時にガタツキやたわみがなくなり、よりキー入力がしやすくなるんだそうです。この辺りは実際に触れていないのですが、車とかでも剛性がしっかりしている車は安定してカーブを曲がれたり加速が良かったりしますもんねぇ!
キー仕様は、通常のHHKBと同様となる静電容量無接点方式、キーストローク3.8mm、押下圧45gです。
ガジェット好きな心をくすぐられるギミック
もうね、全体的にこだわりがすごいというか、デザインが素晴らしいこの、HHKB Professional Elite。
デザインは、クリエイティブチーム「TENT」と協創して作られました。
TENTといえば、PFUから発売されていた、「SnapLite」というiPhoneを乗せることでスキャナー化してくれるライトスタンドのデザインを担当していましたよね。

今回のHHKB Professional Eliteも細部までこだわっているのが素晴らしいです。
例えば、背面。

これまで表側にあったHHKBのロゴを裏面に持ってきてセンターに配置。
ロゴの下には、300分の○という、世界に1つだけのナンバーが刻印されています。番号は当然選べないそうですが、1桁とかキリ番とかが当たると最高でしょうね…。
裏蓋部分は六角ネジで留めるようになっており、その中にディップスイッチやら、型番シールなどが隠されています。
そして、驚いたのが足部分!

ここもアルミの削り出しで作られており、小さな六角ネジで固定して使います。
ショートレッグとロングレッグの2種類が付属しており、しかも取り付ける向きによって微妙に高さを変えることができるので、2つの足で、0度/2度/4度/6度と傾きを調整できるんです。
まぁ、一度好みの角度に設定したらそうそう頻繁には変えないでしょうが、時々付け替えたりするのが六角ネジでカリカリと付け替える感覚は、ワクワクするギミックですよね。
割り切りがすごい!初代HHKBの思想を正当に受け継ぐ、英語配列・有線接続
今回のHHKB Professional Eliteは、英語配列こそがHHKBの真の思想を受け継ぐキーボードだ、と言わんばかりに「英語配列のみ」での発売となります。私が愛用している「日本語配列」がないというのは驚きましたが、こういう尖った製品を欲しがる人というのは英語配列ユーザーが圧倒的に多いんだそうです。

左右対称感もあって、すごい美しいですよね。あ、ちなみにキートップのカラーが墨・白・雪の3色で、それぞれ刻印ありと無刻印とがあり、全6パターンでの発売とのこと。上の写真が、白ですね。
日本語配列ユーザーとしては、残念ではありますが、この機会に英語配列に乗り換えてでも使いたい!という猛者もいるみたいですよ。
そうそう、形状というか寸法も1mmも違わず、初代のHHKB Professionalと同じ(294(W)×110(D)×40(H)mm)なんだそうです。
そのため、電池ボックスも無し。なので有線接続のみ。という割り切りです。
まぁ、重量が通常モデル(540g)の倍近くの970gもあるので、持ち歩くことは考えておらず、自宅や職場にどっしりと設置する、それならば有線接続にしよう、という考え方。
ただし、ケーブルのインターフェースはUSB Type-Cとなります。
発売は抽選方式+先着方式
冒頭でも紹介したように、販売価格は30万円(税込33万円)かつ、国内250台限定での発売となります。
発売方法は2種類あり、
1つは、先行販売(抽選申込)として、 2026年10月22日〜10月28日(23:59まで)の申し込みで、当選者発表が2026年11月5日以降。当選者にはシークレットな購入サイトが伝えられるそうで、購入手続きを2026年12月1日〜6日の間に行うことになるそうです。
もう1つが、一般販売(先着順)で、2026年12月7日(11時〜)の発売だそうです。
お届けは、2027年3月頃から順次、とのことで、購入者はワクワクしながら待つことになりそうですね。
2026年12月1日、HHKBユーザーミートアップ開催!
触らないとわからない!?ありますよっ!HHKBユーザーミートアップ Vol.10がっ!

正式なイベントの告知は2026年10月29日だそうですが、今回のこのHHKB Professional Eliteの展示もあるそうなので、実物を見て、触ってじゃないとポチッとできない、けど買いそう…という人は、抽選に申し込みつつ、最終的な購入手続きは実物を見てから、という判断ができるようになっています。
私ももちろん、参加の予定です。実物を見てしまうと、欲しくなってしまうんだろうなぁ…。
わんぱくブロガー的まとめ
ということで紹介しました、HHKB生誕30周年記念モデル HHKB Professional Elite。
30万円と聞くと、驚くような価格ですが、詳細を聞き、そして長く愛用できるキーボードであることを考えると、そんなに高くないかもな…と思えてきました。

むしろ、300台限定(国内でいうと250台)で、オリジナルな番号が刻印されていることを考えると、これは買って持っておきたい…そう思えるキーボードですね。
抽選終了まで約1週間。悩みつつ、実物も見て、最終判断したいと思います。
